どうも。
仲良しの豆腐屋さんに「まめ兵衛」なんて呼ばれ始めました。なんでだろう。
今日は、個人指導学習塾、ペガサス世田谷経堂教室にて
「夢道ワークショップ〜お仕事見聞プログラム〜」にて、お話をしました。
私の場合、「夢を仕事として叶えた人」でもなく、
豆の活動で生計を立てるているわけでもないですが、
「夢を追う等身大の自分」のお話をしてきました。
自分のお話をする、ということで、自分史を振り返るきっかけに。
今日は、豆腐マイスターの役割の一つ「豆腐が作れる」を証明すべく
調理実習もしました。
家庭でできる手作り寄せ豆腐です。
最初にお豆を一晩水につけます。
お水は豆の三倍以上、しっかり浸かる程度に。
一晩浸すとこーんな膨れます。
そして、カチコチだった乾燥お豆も、指で半分に割れるようになります。
次は、すり潰す工程です。
豆と同量の水といっしょに、
ミキサーで「ガー!」を繰り返す。
今回はフードプロセッサー使いましたが、水分入れすぎるとフードプロセッサーはうまく動かないので、ミキサーが良い気がします。
まだお豆が生なので、美味しくない匂いがしてきます。加熱前は消化できない物質が入ってるのです。
今回のワークショップでは
時間の関係で、ここまで準備しておきました。
さ、ここから、
塾生の2人も加わって豆腐づくり。
まずは、
呉を、布で絞り、おからと豆乳にわけます。
今回はガーゼてぬぐいを100均で購入。
じゃじゃーん。
たんまり出てきた、おからに、2人はびっくりしていました。
これ、産業廃棄物といって、
捨てるのにお金がかかるんです。
だから、みんながもっとおからを食べることは、お豆腐屋さんを応援するために大切なことなんです。
さ、次は「にがりを打つ」工程です。
熱した豆乳に、にがりを投入します。
(ギャグじゃないです)
熱していると豆乳から泡がブクブクでてくるので、網杓子ですくって、弱火で10分ほどに続けます。
木べらなどでかき混ぜて、鍋底焦げないように気をつけましょう。
火を止めたら80℃くらいに冷まして、いよいよ、にがりを打ちます。
ここが難しいんだよね。。。
リハーサルをしてから実践!
2人の連携はバッチリでした◎
蓋をして10分放置。
その間、2人は先生と夢ワーク。
雑誌から、自分の興味を持った写真や記事を切り貼りするワーク。
自分の興味感心を常に認識しておくこと、が、こどもが夢をみつけ、育てるために大切なことがわかります。
興味感心って移ろうよね。この間、心変わりの話をしたけれど。
そういう自分に向き合い続ける姿勢が、小学生から身につくわけです。
さてさて、さてさて、
時間はあっという間にすぎ、
寄せ豆腐の完成!!
お待ちかねの試食タイム!
絞ったおからは私の大好きなおからナゲットに。
お豆腐、固まり具合も、完璧!とはいきませんでしたが、豆の甘さがしっかりでました。
日頃から、技を磨く職人さんたちにはかないませんが、自分で作ったから特別美味しかったみたい。
お豆腐が100円で売られてたらかわいそう」
こんな声が聞こえて来ました。嬉涙
まだ、食べるものを自分で選択しているわけではなかろう小学生にも、お豆腐屋さんの想いは伝わったみたいです。
体験してもらってよかったなぁ。
とてもハッピーな雰囲気のなか、
ワークショップは幕を閉じました。
◎レシピ
かなーり好評だったコチラ。
おからナゲット!
コロコロしていてもっちもち。
作った自分で言っちゃいますが
見た目も味も◎なんです。
こどものおやつ、大人のつまみ、これいいですよ。
レシピは簡単。
乾煎りしたおからと同量の片栗粉を混ぜて、卵を割って塩コショウしたものを、丸めて揚げ焼きにするだけ。
一文で書けるくらい簡単です。
チーズをいれたり、
刻んだ紅生姜と枝豆をいれたり、
アレンジし放題。
どうぞ、お試しください。
最後に、、、
自分を振り返るきっかけにもなった、
今回の夢道ワークショップ。
夢を語る、って
オトナにとって、小っ恥ずかしいことでしょうか?
夢を語る人って、
オトナなのに、どこか、「純粋さ」「一種の幼さ」を感じるよね。
こちらの記事を読んで以来、考えてきたことがあります。
「突き抜けた人は、どうしてみんな子供なんだろう」
以下、ほんの一部を切り取ってみました。
大人とは、委縮した子供である
*突き抜けた人たちは、決まって「他人からどう見られるか」なんて気にしていない。
ぜんぜん「委縮」していない。
そんなことは「どうでもいい」と思っている。
私は「突き抜けている」とは言えないけれど
意識的に「突き抜けよう」としているのは確か。
だって、「突き抜けた姿」を、
オトナが見せてくれなくなったら、
子どもは夢をただただ「選ぶ」ようになっていく気がして。
今ある選択肢から「選ぶ」だけが、
夢ではないと思うから。
私自身、選べなくて悩んだから。
夢は、勝手に作っちゃってもいいんだよ、と、突き抜けてるオトナは教えられると思う。
特別たいそうなことをしていなくても
「自分」をしっかり定義できること。
「自分」を語ることを恥らわず、
時には、矛盾を認めながらも、
「自分」に忠実にいよう生きること。
「自己陶酔」と、他人に言われようが、気にしない。
私はそういうオトナに「夢」を感じてきたから
そういう人が絶滅しない世の中であって欲しい。
何歳になっても夢を語れるオトナを目指して、
夢道ならぬ豆道を、開拓していきます。
*参考
夢道
個別指導塾ペガサス