2013年9月11日水曜日

ただ、それだけのことを。



こんばんは。

まずはお知らせ。


11日(水)お豆腐特集の第2弾が放送されます。

工藤詩織は豆腐マイスターとして、豆腐の解説をしてきます。
VTRとスタジオ生出演の予定です。
放送後に読む方もいらっしゃるので宣伝はこれくらいにします。



まずは感謝のキモチをお伝えしたいです。


6月の出演後からやく3ヶ月の間に、多くのお豆腐業界関係者の方との出会いがありました。

イベントや試食会の開催も、この繋がりがあって実現したことです。

それに、みなさんが提供してくれる情報や知恵を、ひたすら糧に突き進んできました。



今回は、たくさんの方に、お豆腐の推薦のお手伝いをしていただきました。

「ここなら紹介できるよ」「テレビならここもいいんじゃない?」そんなご意見も頂けて助かりました。



みなさま、本当にありがとうございました。

お礼をしきれていないのが本当に申し訳ないです。



私なりに全力でリサーチして、
お豆腐やさんと繋がって、試食して、推薦させていただきました。
(おかげさまで、放送では一回り肥えた私がお目見えします・・・)


「お豆腐の伝道師」と紹介を受けるからには

目新しいものだけでなく、
真っ白で、大豆やにがりの産地や種類に、とことんこだわったものや
職人さんの手で、一丁、一丁、丁寧に作られているもの
たとえ手に入りずらくても「お豆腐作りのプロ」たちが認めるものにもスポットライトを当てたくて。
それでいて、作り手の「顔」を知っていたい。


だから、「お豆腐屋さんの紹介」と「豆腐マイスター」という資格には助けられ動きやすくなりました。

あとは持ち前の「飛び込み力」でなんとか。
推薦までは前回よりも順調にいきました。



一方で、
2回目にして、なんとなく、悟ってきたことがあるのです。 


「安い」「奇抜」「すぐ買える」「ウケる」豆腐しか簡単には通らない。

テレビに関しては番組ごとに「色」があり、
これなら多くの注目が集められるだろう」という品をセレクトすることが大切だから、


視聴者の「注目の的」を意識的に変えていかないと、
取り上げてもらえる豆腐の傾向は変わらないんだろうなぁ。。。

もちろん、
テレビに登場するお豆腐たちに評価を下したりしたくはないのですが。

対象とする視聴者はお豆腐の消費者なわけなので、
豆腐のどこに関心を持つか、に関して、
普段の活動で変化を起こしていくことが

メディアの取り上げ方がより多様になっていくためのカギなのかなぁと思います。


もうひとつは、埋もれている作り手、「テレビ向き」とされない豆腐屋さんたちにもスポットライトが当てられるようなステージを用意する必要もあるということ。

まだ「テレビ向き」とは判断してもらえないお豆腐たちが、たくさん埋もれたままなのかな、と思います。



真っ白いお豆腐も「こだわり」があるんです!

と、ひたすらアピールしたけれど、
やっぱり「視聴者にわかりにくく、ウケずらい」という理由で
取り上げるに値しても、取り上げるに至らなかったお豆腐があります。

もともとかなりの数を推薦したので、選ばれるお豆腐がその中の一握りであるのは分かっていたけれど。。。

個人店のお豆腐屋さんとも繋がりが深まってきたので

そういうお豆腐にはもっと草の根レベルの舞台を用意していきたいなぁ。
これは1人で悶々と考えててもしょうがないので今後もいろんな方と手を組んでやりたい。




自他ともに認める「マメじゃない豆女」の私にとって

“継続する力”というワードはアレルギー反応を起こすくらいのものだった。


でも、ブログ、FBページ、イベントのどれもが、

マイペースでも、不定期でも、試行錯誤でも、

やっていけば、身近な場所で変化を起こせることだっていうことが実感できるようになりました。


今日、あるお豆腐屋さんからいただいたメッセージ。





豆腐や大豆商品に深い愛着、知識、そしてご理解のある方に応援していただけていると思うと、それに応えられる商品づくりの情熱が沸いてまいります。  
これからも“本物”をつくり続け、もっともっと満足いただけるように頑張ってまいり ますので、よろしければいろいろなご意見をお聞かせください。 




夏休み、アルバイトをすることだってできたのに、
友達と長々と旅行に行くこともできたのに、

お金を一銭も稼がず、

気が付いたら豆腐とパソコンに向き合って、

1人の世界で生きてるようで、でも背中には大きな重圧も抱えていて


・・・・・「あれ。。何やってんだ・・・・」って思ってしまうことも。


ずっと、本当は、いろんなことを迷ってたみたいで、そんな私を救ってくれたこの言葉。



豆に惚れて、傾倒していった自分。

はじまりは、ただ、それだけ。

でも

気持ちの通じるお豆腐屋さんに、これからも出会い続けたいから、

世に自分の気持ちを知らしめていこう。 愛着は大きな声で届けよう。









0 件のコメント:

コメントを投稿